心がじんわりと温まるようなお祭りだった。
祭りは、モモの家でのはじめての落語会モモ寄席ではじまった。子どもたちも集ってくれた。電車に乗るのが苦手なゆうたが乗り換えに間違えながらもひとりでやってきた。すごい!2席目の話を待ってもらって駅まで自転車で迎えに走る。おとなも子どもも楽しめる落語はモモの家でやりたかったことのひとつ。落語はすべてがごった煮でつながりあってた濃厚でおもろい時代へタイムトリップさせてくれる。
翌日の日曜日は川掃除とキャンドルナイトのイベント「糸田川の一日」。なのに朝から雨。モモの家に集り、川の生き物の写真などを展示したボードを作ったりゆるゆると準備。「お天気どーだろ。できるんかなあ」「出発の時間になったらやむ」とぎのさん。時間になるとなんと雨はあがった。わたしは家族とのうちあわせがうまくいっていなかったりわすれものしたりで家とモモを行ったり来たりしていた。川掃除チームも川に飾る布を取りに行ったり雨でぬれるといけないからと持っていくのを止めた展示ボードをとりに行ったり来たり。一方、天気を見て軽く行ったものの川に入るとがんがん掃除し始めたゆうたとトラ子。川の土手からサポートするたなかまこと。川は広いぞ。いや、長いのだ。なんか走り回っていたなあ。一方、展示ボードを飾り、祭りのチラシを配りながら川掃除のアピールをする千鳥とぎのさんは道行く人たちに声を掛けられたりしていい話ができたようだった。
日が暮れて雨雲の中一瞬見えた三日月を合図に、キャンドルナイトが始まった。川のそばの公共の道端でろうそくの明かり中、詩の朗読や音楽ライブ。すてき。わたしは糸田川の話もさせてもらった。きれいだったころ、子どもたちが遊びまわっていたという昔の川の姿を思いながら・・・。
祭りまでの間、ゆうたを預かることに。なぜだか一人増えるほうが家族のバランスがとれるような気がする我が家。